2010年06月01日

口蹄疫 消毒マット、触れ合い中止…動物園「広まれば閉園も」(産経新聞)

 宮崎県で家畜の伝染病、口蹄(こうてい)疫が拡大している問題を受け、近畿地方の動物園でも、感染の予防に神経をとがらせている。園内に消毒液入りのマットを設置した動物園があるほか、羊やヤギなどと直接触れ合えないよう対処したケースも。感染の恐れが消え去らない状況に、関係者らは「近隣まで感染が広まった場合は閉園措置を取らざるを得ない」と危機感を募らせている。

 ■90年代に海外でゾウ感染例

 大阪市天王寺区の天王寺動物園は、子供たちがさく越しに動物に触れる「ひつじ広場」に、羊とヤギ計12匹を飼育している。

 口蹄疫は牛や豚、羊など偶蹄(ぐうてい)類のほ乳動物がかかるウイルス性の感染症。榊原安昭飼育担当課長は「周辺に家畜がいるわけではないので空気感染の可能性は低いが、国内で発生しているのはやはり怖い」と話す。

 このため同園では今月上旬から、広場の出入り口に消毒液を浸したマットを設置。看板を掲げて、入園客に靴底の消毒を要請している。園内の食堂などに手洗いの慣行を呼びかけるポスターも掲示している。

 現在のところ、広場を閉鎖していないが、感染が拡大した場合、同園は「感染する可能性のある動物の公開中止や、過去に例のない閉園措置も検討せざるを得ない」としている。

 家族4人で訪れた大阪市都島区の男性会社員(25)は「こんなところに影響があるとは思わなかった。動物が殺処分されるのはかわいそうだし、できることは協力したい」と話した。

 一方、神戸市灘区の王子動物園。入園客が動物と遊べる「ふれあい広場」で、ヤギや羊などの放し飼いを20日から中止。入園客が触れないようにバーを設置した。

 遠足で訪れた小学生らがさくから身を乗り出し、残念そうな表情で眺める光景が見られるが、奥乃弘一郎副園長は「動物のためでもあるし、お客さまの安心も考えてのこと」としている。 

 京都市左京区の京都市動物園でも、ミニブタやヤギなどと触れ合うコーナーの入園客に、靴底と手をアルコールで消毒するよう要請。感染が広がるようであれば、園全体で入園者にアルコール消毒を行うことも検討している。

 日本動物園水族館協会(東京)によると、過去に国内の動物園で飼育された動物が口蹄疫に感染した例は報告されていないが、1990年代には海外の動物園でゾウが感染した例があるという。同協会では、動物園に消毒方法や消毒薬の種類をアドバイスし、動物園職員が口蹄疫の発生地域に行かないよう呼びかけている。

 橋崎文隆・同協会感染症対策委員長は「不特定多数の人が訪れる動物園の対策は限られており、冷静に対応するしかない。感染が収まってくれることを願うだけです」と話していた。

【関連記事】
口蹄疫 品薄の消毒剤、和歌山県が無料配布 全飼育農家に
「再出発、気が遠くなる」 殺処分に不安漏らす農家
口蹄疫こんなに拡大した理由は? 10年前の殺処分735頭
口蹄疫 台湾が宮崎県に義援金
口蹄疫 牛肉高騰の兆しに百貨店ピリピリ
虐待が子供に与える「傷」とは?

ミラノサローネ2010、色の魔術師パオラ・レンティ(Business Media 誠)
普天間問題で社民党、瀬戸際外交…一転内紛(産経新聞)
柔道女子高生、技あり 明石・強盗未遂 男の携帯番号聞き出す(産経新聞)
JFN配信9月末まで延長 Kiss−FM放送中止を回避(産経新聞)
松本大洋氏作品をiPad配信=小学館(時事通信)
posted by じろーらも at 19:18| Comment(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。